【保存版】釣行前に必ずチェック!天気・安全・公式ルールのお役立ちリンク集

こんにちは!釣具店員歴28年、現場とお店を行き来しながら、皆様に本当に役立つ情報をお届けしている「釣具店員の釣りブロ」です。
突然ですが、皆さんは釣りに行く際、どのくらい事前準備に時間をかけていますか?
「新しいロッドやリールを買ったから準備万端!」
「クーラーボックスも用意したし完璧!」
もちろん、タックルの準備は釣りの醍醐味の一つです。しかし、28年間多くのお客様と接してきて、「釣果を上げ続ける人」や「トラブルなく安全に楽しんでいる人」には、ある共通点があることに気づきました。
それは、「正しい情報源(ソース)を持っている」ということです。
インターネット上には多くの情報が溢れていますが、命に関わる海の状況や、釣り場の存続に関わるルールについては、個人のブログやSNSの情報だけでは不十分な場合があります。
特に、潮の流れが速いエリアや、外洋に面した釣り場は、天候が急変しやすく、正確な情報収集が生死を分けることも大げさではありません。
そこで今回は、私が普段から愛用し、お客様にも必ずブックマークをおすすめしている「権威ある公的機関・公式サイト」を厳選して10個ご紹介します。
初心者の方からベテランの方まで、このページを「釣りの辞書」として活用していただければ幸いです。
1. 命を守り、釣果を上げるための「気象・安全情報」
釣りは自然相手の遊びです。「行ってみたら波が高くて釣りにならなかった」という失敗を防ぐため、そして何より無事に家に帰るために、以下のサイトは出発前に必ずチェックしてください。
① 気象庁(海洋気象情報)
天気予報アプリを使っている方は多いと思いますが、釣り人なら必ず「気象庁の一次情報」を確認する癖をつけましょう。
最近はAI予測の天気アプリも増えましたが、やはり最後は気象庁のナマのデータです。
【ここが重要!】
一般的な天気予報では「晴れ」となっていても、海上の風速や波の高さは別物です。特に磯釣りや沖堤防への渡船を利用する場合、渡れるかどうかの判断基準は、船長もこの気象庁のデータを元に判断しています。
「波浪注意報」や「強風注意報」が出ていないか、時系列での風向きはどう変わるか。これらを正確に把握することで、「朝マズメだけ勝負して早めに撤収する」といったプロのような判断ができます。
▼公式サイトはこちら
気象庁|防災情報・天気予報(キキクル)
② 海上保安庁(ウォーターセーフティガイド)
「自分は大丈夫」と思っていませんか?海難事故は予期せぬタイミングで起こります。海上保安庁が提供するこのサイトでは、釣り人が知っておくべき安全知識が網羅されています。
【ここが重要!】
特に確認してほしいのが「ライフジャケットの着用義務」と「落水時の対処法」です。船釣り(オフショア)だけでなく、堤防釣りにおいてもライフジャケットは必須です。
また、このサイトでは過去の事故データに基づいた注意喚起も行われています。「どのような状況で事故が起きやすいか」を知ることは、最高のリスクマネジメントになります。
▼公式サイトはこちら
海上保安庁|ウォーターセーフティガイド
③ 第八管区海上保安本部(鳥取・島根・福井・京都・兵庫北部の海)
私のブログの読者様には、日本海側で釣りをされる方が多いと思います。全国版の情報だけでなく、管轄エリアに特化したより詳細な情報を得るなら、第八管区のサイトが必須です。
【ここが重要!】
鳥取県を含む山陰地方の海は、季節風の影響を強く受けます。このサイトでは、管区内の気象現況や、定置網の設置状況など、よりローカルで実践的な情報が入手できることがあります。
地元の海を知り尽くした海上保安本部の発信情報は、安全な釣行計画の要となります。
▼公式サイトはこちら
第八管区海上保安本部
2. 釣り場を未来に残すための「ルールとマナー」
近年、マナー違反による「釣り禁止エリア」の拡大が深刻な問題になっています。「知らなかった」では済まされないルールを、公的機関のサイトでしっかり学んでおきましょう。
④ 水産庁(遊漁のルールとマナー)
国の機関である水産庁が、私たち釣り人(遊漁者)に向けて発信している公式ページです。
【ここが重要!】
ここでは、都道府県ごとの漁業調整規則や、撒き餌(コマセ)の規制、特定魚種の採捕禁止期間などがまとめられています。
例えば、釣り船で沖に出る場合でも、地域によっては釣ってはいけないサイズや期間が厳密に定められている魚(クロマグロなど)がいます。
「法律違反」にならないよう、定期的にチェックすべき、「情報の源流」と言えます。
▼公式PDFはこちら
⑤ 公益財団法人 日本釣振興会
「いつまでも釣りが楽しめる環境を」を合言葉に活動している団体です。釣り場の清掃活動や、稚魚の放流事業などを行っています。
【ここが重要!】
釣り初心者の方にぜひ見ていただきたいのが、このサイト内の「釣り場マナー」や「基礎知識」のコンテンツです。イラスト付きで非常に分かりやすく解説されています。
また、水中清掃のレポートなどを見ると、いかに根掛かりしたルアーやゴミが環境に負荷をかけているかが分かります。環境意識を高めることは、上級者への第一歩です。
▼公式サイトはこちら
公益財団法人 日本釣振興会
⑥ 環境省
国立公園内での釣りのルールや、外来生物法(ブラックバスやブルーギルなどの扱い)について確認するなら環境省のサイトです。
【ここが重要!】
釣り場によっては、環境省が指定する保護区に含まれている場合があります。特に淡水の釣りや、磯釣りで渡船を利用する場合など、そこがどのような法的制限を受けている場所なのかを知ることは重要です。
また、キャッチ&リリース禁止の条例がある地域などの確認も、正確な情報を元に行う必要があります。
▼公式サイトはこちら
環境省|公式サイト
3. 大切な道具を長く使うための「メーカー公式サポート」
釣具店員として一番悲しいのは、間違ったメンテナンスで道具を壊してしまうお客様を見ることです。YouTubeの自己流メンテナンスを真似する前に、まずはメーカーの公式見解を確認してください。
⑦ シマノ(SHIMANO)カスタマーセンター
世界に誇る釣具メーカー、シマノ。新製品情報に目が行きがちですが、実は「アフターサービス」のページが非常に充実しています。
【ここが重要!】
リールのオーバーホール料金や、パーツの価格表が検索できます。また、最も重要なのが「重要なお知らせ(リコール情報)」です。
お手持ちの製品に不具合の可能性がないか、安全に使うために定期的に確認しましょう。カタログ落ちした旧モデルの詳細な仕様確認も、、最終的にはこちらが基準になります。
▼公式サイトはこちら
シマノ|カスタマーセンター
⑧ ダイワ(グローブライド株式会社)
シマノと双璧をなすダイワ。こちらのサイトも、製品の取扱説明書のダウンロードや、メンテナンス方法の動画解説などが豊富です。
【ここが重要!】
ダイワのサイトでは、独自のテクノロジー(マグシールドなど)について詳しく解説されています。これらを正しく理解することで、「やってはいけない注油」などのミスを防げます。
また、修理の受付状況などもリアルタイムで更新されているため、釣行シーズン前に道具を預ける際などの目安になります。
▼公式サイトはこちら
ダイワ(グローブライド)|公式サイト
4. 地域情報と釣りの目標設定
最後に、より釣りを深く楽しむためのサイトをご紹介します。
⑨ 鳥取県(水産振興局)
私のブログでも度々取り上げる「鳥取の釣り」。地元の海を管轄する県の公式サイトは、非常に有益な情報の宝庫です。
【ここが重要!】
鳥取県独自の漁業調整規則や、シロイカ(ケンサキイカ)釣り、松葉ガニ漁の解禁日など、季節ごとの重要情報が掲載されています。
また、県内の漁港ごとの立ち入り禁止エリアの最新情報も掲載されることがあります。
釣り船を利用する際も、現地の最新ローカルルールを知っておくことで、船長との会話も弾みますし、トラブルを未然に防げます。
▼公式サイトはこちら
鳥取県|水産局・水産振興課
⑩ NPO法人 ジャパンゲームフィッシュ協会 (JGFA)
「いつか記録級の大物を釣ってみたい」そんな夢を持つ方におすすめのサイトです。日本記録の認定を行っている団体です。
【ここが重要!】
釣りの記録認定だけでなく、「タグ&リリース」活動の推進など、資源保護にも力を入れています。
会員になれば、自分の釣った魚が日本記録として認定されるチャンスも。単に魚を釣って食べるだけでなく、「スポーツフィッシング」としての釣りの奥深さを知ることができる、権威ある団体のサイトです。
▼公式サイトはこちら
JGFA|ジャパンゲームフィッシュ協会
まとめ:正しい情報は最強のタックルです
今回は、釣具店員の私が信頼を置く10のWebサイトをご紹介しました。
高いロッドやリールも大切ですが、それらを活かすのは「安全な海況判断」と「ルールを守る心」、そして「道具への正しい理解」です。
特に、初めての場所へ遠征される際は、気象庁や管轄の海上保安本部の情報を事前にチェックすることで、より安全で快適な釣行が可能になります。
ぜひ、このページをブックマークしていただき、釣行前のルーティンとして各サイトをチェックしてみてください。
皆様の釣りライフが、より安全で、より豊かなものになることを願っています。
