エクスセンスDCとアンタレスDCの違い!飛距離と互換性を徹底比較

「エクスセンスDCはシーバス専用? アンタレスDCはバス専用?」
「見た目は酷似しているが、内部構造は何が違うのか?」
「結局、自身の釣りにはどちらが必要なのか?」

釣り具店員歴28年の私が、あなたの疑問をスッキリ解決
シマノが誇る最高峰ベイトリール、エクスセンスDCとアンタレスDC。
外観は兄弟のように似ていますが、内部(ブレーキ制御)は「全くの別物」です。
本記事では、現役釣具店員が両機種の決定的な違いを解説し、「読者にとっての正解」をズバリ提示します。
この記事の結論
迷った際は以下の基準で選べばOK!
どちらも最高級リールですが、得意なフィールドが明確に異なります。
自身のメインスタイルに合わせて選べば、絶対に後悔しません。
🌑 シーバス・PEラインなら
22 エクスセンス DC
夜間のPEトラブルを極限までゼロに。
「ドラグ音」で情報を掴むナイトゲームの覇者。
\PEラインを使う!ドラグ音が必要ならこれ/
✨ バス・淡水・万能なら
21 アンタレス DC
フロロ・ナイロンでの世界一の飛距離。
淡水も海もこなす、究極のフリースタイル機。
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🦖 ビッグベイト・怪物狩りなら
23 アンタレス DC MD
太糸×大型ルアーの遠投に特化。
空気抵抗のあるルアーを制御する「XBモード」搭載の最強モデル。
決定的な違いは「ブレーキ」と「ドラグ音」にあり
2機種の最大の違いは、搭載されている「DCブレーキの脳みそ(プログラム)」と「ドラグサウンド」です。
両機の相違点さえ理解すれば、購入すべき機種が自然と決まります。
3機種比較表
| 比較項目 | 22エクスセンスDC![]() | 21アンタレスDC![]() | 23アンタレスDC MD![]() |
|---|---|---|---|
| 得意な釣り | 対シーバス PEライン特化 | バーサタイル(万能) 遠投重視 | 超遠投重視 |
| ブレーキ 制御 | PE専用 (4×8 DC Exsence Tune) | 万能 (4×8 DC) | 風の抵抗対応 (4×8 DC MD Tune) |
| 巻糸量 | PE1.5号-255m | ナイロン16lb-100m | ナイロン16lb-120m |
| スプール径 | 37mm(ナロー) | 37mm(ナロー) | 38mm(ワイド) |
| ドラグ音 | あり | なし | なし |
| 規格 | XG×右左 (2) | 3ギア×左右 (6) | 2ギア×左右 (4) |
| 自重 | 230g | 220g | 235g |
| 小売定価 | 83,400円 | 84,100円 | 84,100円 |
22エクスセンスDCは「PEライン」のスペシャリスト
22エクスセンスDCの4x8DC EXSENCE TUNEは、PEラインの使用に特化して設計されています。
従来のDCよりラインの変化を感知するポイントが増えました。
その結果「トラブルの減少」と「飛距離アップ」を手に入れました。



特徴
- Pモード(PE専用)
バックラッシュしそうになった瞬間、1/1000秒単位でブレーキを制御。 - 夜間の安心感
着水サミングが遅れても、DCが勝手に止めてくれるほどの制御力。
「夜、見えない中でフルキャストする恐怖」から解放されたいなら、迷わずエクスセンスです。
\PE専用のブレーキ制御!最後の一伸びが違う/
21アンタレスDCは「フロロ・ナイロン」で世界一飛ぶ
一方、21アンタレスDCはあらゆるラインに対応する万能型ですが、真骨頂は「フロロカーボン」や「ナイロンライン」を使用した際の飛距離です。
金属の塊をぶん投げているような、「どこまでも伸びていく無重力感」はアンタレスだけの特権。
バスフィッシングがメインなら、21アンタレスDCの方が圧倒的に気持ちいいキャストが可能です。
\ナイロン・フロロもOK!万能型/
ソルトアングラーには死活問題「ドラグ音」
ドラグ音の有無は盲点になりがちですが、非常に重要です。
| 比較項目 | 22エクスセンスDC![]() | 21アンタレスDC![]() | 23アンタレスDC MD![]() |
|---|---|---|---|
| ドラグ音 | あり♪ | なし(無音) | なし(無音) |
シーバスや青物とのファイト中、「ジジジッ」というドラグ音がないと、魚がどれくらい走っているか判断できません。
海で使用するなら、ドラグ音がある22エクスセンスDCの方が圧倒的に有利(楽しい)です。
\ドラグ音があるのはエくセンスだけ!/
釣具店員の結論
海(シーバス)メインなら、ドラグ音とPE制御がある22エクスセンスDC
\ドラグ音があるのはエくセンスだけ!/
バス(淡水)メインなら、飛距離最強の21アンタレスDC
\ナイロン・フロロもOK!万能型/
「スプール互換性」という裏技
「でも、1台で両方やりたい…」
「1台で両方やりたい」と考える欲張りなアングラーへ、とっておきの裏技を伝授します。
実は、22エクスセンスDCと21アンタレスDCのスプールには互換性があります。
(※23アンタレスDC MDはサイズが違うため不可)
| 比較項目 | 22エクスセンスDC![]() | 21アンタレスDC![]() | 23アンタレスDC MD![]() |
|---|---|---|---|
| スプール径 | 37mm(ナロー) | 37mm(ナロー) | 38mm(ワイド) |
21アンタレスDCを購入し、スプールだけ追加する
例えば、21アンタレスDCを購入し、後からパーツ注文で「エクスセンスDCのスプール」を入手する。
1台のリールで「バス用のナイロン」と「シーバス用のPE」を使い分けることが可能です。
ただし、ブレーキのプログラム自体は入れ替わらないので、完全にエクスセンスの制御になるわけではありませんが、十分に実用範囲内です。
スプール交換による運用ができるのも、兄弟機ならではのメリットです。
22エクスセンスDCと21アンタレスDCに関するよくある質問
スペック表だけでは分からない、現場でのリアルな使用感や運用方法について回答します。
どちらの方が「飛距離」が出ますか?
使うラインとルアーによります。
空気抵抗の少ないメタルジグやヘビーシンキングペンシルを、太めのラインでかっ飛ばすなら21アンタレスDCが有利です。
しかし、PE1.2号〜1.5号といった「シーバス標準ライン」で、ミノーやバイブレーションを投げる場合は、22エクスセンスDCの方がバックラッシュの恐怖感がなく、結果的に平均飛距離が伸びる傾向にあります。
「バチ抜け」のような軽量ルアー(5g〜10g)は、どちらが適していますか?
22エクスセンスDCの方がトラブルレスで快適です。
実は両リールとも「37mm」という大口径スプールを搭載しているため、物理的には軽量ルアーのキャストは得意ではありません。
しかし、22エクスセンスDCは「PE専用のブレーキ制御」が非常に優秀で、軽量ルアーを投げた瞬間の不安定なスプール回転を瞬時に抑え込んでくれます。
同じスプール径でも、バックラッシュの不安なく投げ続けられるのはエクスセンスです。
PEラインを巻く際、「下巻き」は必要ですか?
ソルトでの遠投や高速リトリーブを重視する場合、スプールエッジギリギリまで巻くのがセオリーです。
ラインが少ない(スプール径が痩せている)状態だと、ハンドル1回転あたりの巻き取り量が減り、キャスト時にスプールエッジとの摩擦抵抗が増えて飛距離が落ちるからです。
この場合、下巻きを入れるか、200m〜300m巻きのPEラインでスプールを埋めます。
【レスポンス重視(あえて巻かない)】
一方で、バスフィッシングのように「立ち上がりの軽さ」を最優先する場合や、近距離戦がメインの場合は、あえて下巻きをせず(またはライン量を減らして)スプール総重量を軽くするテクニックも有効です。
ご自身のスタイルが「遠投・高速回収」派なのか、「近距離・撃ちモノ」派なのかによって使い分けてみてください。
21アンタレスDCに「ドラグ音」を後付け改造できますか?
可能ですが、メーカー保証対象外になるリスクがあります。
サードパーティ製の「ドラグクリッカー」などのパーツが出回っていますが、取り付けには分解が必要なケースが多く、故障時にメーカー修理が受けられなくなる可能性があります。
「音」が絶対に欲しい場合は、純正で搭載されているエクスセンスを選ぶのが最も安全な選択です。
鏡面ボディ(アンタレス)の傷を防ぐ方法はありますか?
「プロテクションデカール」の導入が流行っています。
どれだけ丁寧に扱っても、鏡面ボディには細かな拭き傷がつきます。
最近では専用の透明保護フィルム(プロテクションデカール)が販売されており、リセールバリューを維持したいアングラーの間で定番になりつつあります。
逆に、エクスセンスのマット塗装は小傷が目立ちにくいメリットがあります。
ビッグベイトシーバス(コノシロパターン)ならどちら?
2オンス以上を投げるなら23アンタレスDC MDです。
ジョイント系ビッグベイトなど、空気抵抗が大きく回転しやすいルアーを制御するには、アンタレスの「MDモード」のような強力なブレーキが必要です。
また、太いリーダー(30lb以上)を長く巻き込む場合も、スプール容量の大きい23アンタレスDC MDに分があります。
【最終確認】あなたに合うのは最適な1台
最後に改めて整理します。
高価な買い物です。自分のスタイルに合致する1台を自信を持って選んでください。
シーバスの「ナイトゲーム」を制するなら

暗闇でのバックラッシュは、当日の釣りを強制終了させます。
トラブルレス性能とドラグサウンドを手に入れ、安心してランカーシーバスと対峙したいなら22エクスセンスDC一択です。
\シーバス・PEラインなら22エクスセンスDC一択/
あらゆるルアーを「誰よりも遠くへ」飛ばすなら

バスフィッシングを中心に、時には海でロックフィッシュも。
鏡面ボディの美しさと、世界最高峰の飛距離性能を手に入れたいなら、アンタレス一択です。
\ナイロン・フロロもOK!万能型/
ビッグベイトで「怪物」を狩るなら23アンタレスDC MD

200gを超えるジャイアントベイトや、空気抵抗の大きいルアーをねじ伏せる。
通常のアンタレスでは不安な「太糸×パワーゲーム」に挑むなら、MD(モンスタードライブ)が必要です。
\ ビッグルアー対応 /
\ラインキャパも多めのナイロン16lb-120m/
