【2025年最新】山陰シロイカ(ケンサキイカ)オモリグ攻略!初心者向けスピニングリール選び方&おすすめ人気ランキングTOP5

夏の山陰といえば、夜焚きで狙うシロイカ(ケンサキイカ)
独特の繊細なアタリと、ズシンと乗る重量感、そして心地よい引き味がたまらない、人気のターゲットですよね。
近年、山陰エリアでも「オモリグ」で大型のシロイカを狙うアングラーが増えています。

重めのシンカー(オモリ)を使って深場を探り、繊細なアタリを捉えるこの釣りでは、リールの性能が快適さや釣果に大きく影響します。
特にスピニングリールは
- 「どの番手がいいの?」
- 「ギア比は?」
- 「パワーハンドルは必要?」
- 「結局、どのモデルがおすすめなの?」
と、リール選びで迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

27年間、釣り具店で日々お客様と向き合い、数えきれないほどの釣り道具に触れてきた現役店員の私が、あなたの疑問を解決します。
【2025年最新情報】に基づき、山陰のシロイカ(オモリグ)に最適なスピニングリールの選び方を4つの重要なポイントで分かりやすく徹底解説します。
さらに、初心者から経験者まで納得のおすすめ人気スピニングリールTOP5を、それぞれの特徴とともにランキング形式でご紹介!
この記事を読めば、あなたにピッタリの一台がきっと見つかります。
最適なリールを手に入れて、山陰の夜を熱くするシロイカ(オモリグ)ゲームを、もっと快適に、もっと深く楽しみましょう!

オモリグにはスピニングリール?ベイトリールとの違いとメリット

結論からいうと
オモリグはスピニングタックルでもベイトタックルでも、どちらでもできます。
しかし、どちらかというとスピニングタックルが一般的であり、個人的にもおすすめします。
スピニングタックルがおすすめの理由
- 漁火の空けりの明暗部分にキャストし広範囲に攻められるメリットがあるオモリグにおいて、キャストしやすいスピニングリールは有利
- ベイトリールでもキャストできなくはないですが、バックラッシュのトラブルがある
- フォールスピードが速いので深場のポイントまでの到達スピードが速い
- ドラグ性能(調節の細かさ)が総じて高い。
【2025年版】山陰オモリグ用おすすめスピニングリール人気ランキングTOP5

このブログのランキングは、お店の販売数+発売時期+お客様の口コミなどを参考にした、釣り具店員である私のオリジナルランキングです。
対象者は「これから釣りを始めたい」「道具を少しステップアップしたい」と思っている初級者・中級者様です。
コスパも意識してランキングで紹介しています。
順位はつけていますが、順不同で自分が気に入ったのを購入してください。
クリックするとジャンプします
第1位 ダイワ 25カルディア

\25年最新モデル 公式ページで確認してね/

25年3月にリリースの最新モデル
待望のエアドライブデザインが搭載されリニューアル。
エアドライブデザイン4つのテクノロジーのうち3つを搭載し、中間価格帯ながらハイスペックな性能を装備。

コストパフォーマンスも加味して1位としました
候補となる番手は以下の通り(PE0.6-200m PE0.8-200m)
アイテム | 標準自重(g) | 1回転巻き取り長さ | ギア比 | 標準巻糸量PE(号ーm) | ハンドルアーム長(mm) | ベアリング | 最大ドラグ力(kg) | ハンドルノブ交換サイズ | ハンドルノブ仕様 | メーカー希望本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LT2500 | 185 | 73 | 5.2 | 0.8-200 | 50 | 6/1 | 10 | S | HG-T型 | 29,300 |
LT2500S | 180 | 73 | 5.2 | 0.6-200 | 50 | 6/1 | 5 | S | HG-I型 | 29,300 |
LT2500S-XH | 180 | 87 | 6.2 | 0.6-200 | 50 | 6/1 | 5 | S | HG-I型 | 29,300 |
LT3000S-CXH | 195 | 93 | 6.2 | 0.8-200 | 55 | 6/1 | 10 | S | HG-T型 | 30,300 |
LT3000 | 210 | 77 | 5.2 | 1-200 | 60 | 6/1 | 10 | S | HG-T型ラージ | 31,300 |
LT3000-XH | 210 | 93 | 6.2 | 1-200 | 60 | 6/1 | 10 | S | HG-T型ラージ | 31,300 |

私のおすすめはLT3000S-CXH。次にLT3000-XHですね。
T型ノブなのでそのままでも使えますが、ノブは丸形の大きいのに変えるともっと使いやすくなります。
\パワーラウンドノブがおすすめ/

第2位 シマノ 25 アルテグラ

25年4月に待望のリニューアル NEWアルテグラ
シマノの中間価格帯リールを引っ張ってきた名機です。

NEWアルテグラは好評の前モデルにさらなるテクノロジーを追加装備。そのひとつ、インフィニティクロスはギア歯面の設計・製造技術の進歩により歯にかかる負担を分散。ギアの耐久性が増している。また駆動系の摩擦抵抗を低減するインフィニティドライブの搭載によりパワフルな巻き上げがさらに前進。さらにアンチツイストフィンの追加装備によってラインのたるみを抑え、ラインがスカート部へのり上げるトラブルをも抑制。ストレスを軽減しより快適なゲームを演出する。ラインナップはC2000SからC5000XGまで11アイテム。
シマノ公式より
こんな人におすすめ
- 安すぎるリールは嫌かも
- かといって5万円もだせないし・・
- シマノのリールが良い
- そこそこの価格帯で最新モデルが良い

上記のようなかたへ、実売価格2万円前後のこのアルテグラが最適です。
候補となる番手は以下のとおり。
品番 | 自重(g) | 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 糸巻量PE(号-m) | ハンドル長さ(mm) | ベアリング数BB/ローラ― | 最大ドラグ力(Kg) | 夢屋ハンドルノブタイプ | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2500 | 215 | 75 | 5.1 | 1-320, 1.2-270, 1.5-220 | 55 | 5/1 | 9 | A | 20,000円 |
2500SHG | 210 | 86 | 5.8 | 0.6-200, 0.8-150, 1-120 | 55 | 5/1 | 4 | A | 20,000円 |
C3000 | 220 | 75 | 5.1 | 1-400, 1.5-270, 2-200 | 55 | 5/1 | 9 | A | 20,000円 |
C3000HG | 220 | 86 | 5.8 | 1-400, 1.5-270, 2-200 | 55 | 5/1 | 9 | A | 20,000円 |
C3000XG | 220 | 94 | 6.4 | 1-400, 1.5-270, 2-200 | 55 | 5/1 | 9 | A | 20,000円 |
個人的にギア比が1番高い
C3000XG+ノブを大型に交換がおすすめです。\NEWアルテグラ 公式ページも確認してね/

\シマノAタイプのノブが装着可/

第3位 ダイワ 24ルビアス

ダイワリールのなかで「軽さ」を追求したといえば?ときくと
誰もが「ルビアス」を連想する・・そんなリールです。
フラッグシップモデルの高額リール「イグジスト」や「エアリティー」とひけをとらない自重です(2500番サイズで150gはエアリティーと同じ)
LUVIAS誕生から20年目の、6代目LUVIAS誕生。
ZAIONボディ×ZAIONローターを搭載し、軽量性と剛性という相反する性能を高次元で実現。
さらにAIRDRIVE DESIGNの採用により操作性に磨きをかけ、意のままのルアー操作を可能にした。
より多くのアングラーにLUVIASを届けたいという思いから、5000番サイズのアイテムを加え、幅広い釣種でご使用頂けるラインナップを揃えた。
ドラグやメインシャフト素材、ドライブギアの特殊表面処理等、使用用途に合わせた適材適所の設計を施した。
ダイワ公式ページより
以下は候補となる番手です
アイテム | 標準自重(g) | 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 標準巻糸量PE(号ーm) | ハンドルアーム長(mm) | ベアリング(ボール/ローラー) | 最大ドラグ力(kg) | ハンドルノブ仕様 | メーカー希望本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LT2500S-XH | 150 | 87 | 6.2 | 0.6-200 | 50 | 9/1 | 5 | HG-I | 47700 |
PC LT2500 | 170 | 73 | 5.2 | 0.8-200 | 50 | 9/1 | 10 | HG-T | 48900 |
PC LT2500-H | 170 | 80 | 5.7 | 0.8-200 | 55 | 9/1 | 10 | HG-T | 48900 |
LT3000-H | 175 | 85 | 5.7 | 1-200 | 55 | 9/1 | 10 | HG-T | 50100 |
PC LT3000 | 205 | 77 | 5.2 | 1-200 | 60 | 9/1 | 10 | HG-T | 51300 |
PC LT3000-XH | 205 | 93 | 6.2 | 1-200 | 60 | 9/1 | 10 | HG-T | 51300 |

個人的なおすすめは
PC LT2500-Hです。\軽さは正義!公式ページもチェック!/

\ノブは大きい方が楽です/

第4位 シマノ 25ツインパワーXD

やや高額リールに位置するツインパワーXDはとにかく強い!
25年にリニューアルして登場した最新モデル

深場+重たいオモリを使用する山陰オモリグにおいて大きなアドバンテージを生み出します。

ツインパワーXDのテクノロジー
- コンセプト: MGLシリーズ(マグナムライトシリーズ)に属し、「軽さ」と「タフさ」を高次元で両立。過酷な状況下での使用を想定した耐久性を重視したモデル。
- HAGANEギア: 精密冷間鍛造技術により、高い強度と耐久性を実現したドライブギア。
- HAGANEボディ: 高剛性の金属ボディ(アルミニウムやマグネシウムなど)により、リールのたわみや歪みを抑え、内部ギアの噛み合わせを強固に支持。
- Xプロテクト: 特殊な撥水処理とラビリンス構造を組み合わせ、ローラークラッチ部やラインローラー部への水の浸入を強力にガードする防水機構。
- マイクロモジュールギアII: より精密で滑らかな噛み合わせを追求したギア設計で、ノイズの少ないスムーズな巻き心地を実現。
- サイレントドライブ: ボディ全体の基本設計や駆動関連部品を見直し、ガタつきや微細なノイズを徹底的に排除し、静粛性を向上。
- MGLローター(マグナムライトローター): ローター形状の最適化と軽量素材(CI4+など)の採用により、慣性を低減。軽い巻き出しと優れた回転レスポンスを実現。
- ロングストロークスプール: スプール形状を縦長に設計することで、ライン放出時の抵抗を減らし、キャストフィールと飛距離を向上。
- AR-Cスプール: 特殊なスプールリング形状により、ライントラブルを抑制しつつ飛距離を伸ばす。
- リジッドサポートドラグ: メインシャフトとスプール内のベアリング2点でスプールを支持することで、ドラグ作動時のスプールのぐらつきを抑制し、安定したラインの送り出しを可能にする。
- カーボンクロスワッシャ: 耐久性・耐熱性に優れたドラグワッシャー。
こんな人におすすめ
- 高額なリールで釣りをしたい
- シマノの高級リールが好き
- 誰に見せても恥ずかしくないリールを準備したい
以下は候補となる番手です。
品番 | 自重(g) | 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 糸巻量PE(号-m) | ハンドル長さ(mm) | ベアリング数BB/ローラ― | 最大ドラグ力(Kg) | 夢屋ハンドルノブタイプ | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
C3000HG | 200 | 86 | 5.8 | 1-400, 1.5-270, 2-200 | 55 | 10/1 | 9 | A | 59,800円 |
C3000XG | 200 | 94 | 6.4 | 1-400, 1.5-270, 2-200 | 55 | 10/1 | 9 | A | 59,800円 |

個人なおすすめはギア比が高いエクストラギア(XG)です
\シマノファン必見!25最新モデル/


ラウンドノブがついているので交換する必要はありません
第5位 シマノ 23ストラディック

フラッグシップモデルの先進フィーチャーを搭載したストラディック。
ギアの耐久性を大幅に向上させるインフィニティクロス。
パワフルな巻き上げを実現するインフィニティドライブにより「巻き」の性能が向上。
アンチツイストフィンはライントラブルを抑制し、キャスティングの安心感を高めます。
ドラグワッシャーの耐久性を高めたデュラクロスが過酷な状況下でのファイトをサポートします。
既存の性能を塗り替えたストラディック。シマノ・スピニングリールの新基準として、ひとつ上の世界を志すアングラーにお届けしたい1台です。
「ステラの5つの機能のうち4つも入れちゃいました」
最高フルスペックモデル「ステラ」までは手がでないけど
信頼できるコスパ最高の機種を探しているひとにピッタリなモデル

かなりの売れ数があり安定した人気です

ぜひ参考にしてあなたにあったスピニングリールを選んでください。
オモリグ用スピニングリールの選び方

山陰のオモリグは、平均30号~40号、時に50号を超えるような重いシンカーを扱い、潮の速い深場を探ることも少なくありません。
また、シロイカ(ケンサキイカ)特有の繊細なアタリを捉え、大型がヒットすればキロアップの強い引きに耐えるパワーも求められます。
このような釣りにおいて、スピニングリールは単なる「ラインを巻き取る道具」ではなく、操作性、感度、そしてイカとのファイトにおける安定感を大きく左右する、釣果に直結する非常に重要なタックルと言えるでしょう。

「どのリールを選べばいいか?選び方がわからない」
というあなたへ
数あるチェック項目の中から【山陰のオモリグ用スピニングリール】を選ぶ上で特に重要となる「4つのチェックポイント」をピックアップして分かりやすく解説していきます。
番手(サイズ)

結論から言うと、ダイワ・シマノともに「3000番」を基準に、軽さを重視するなら「C3000番」、パワーや深場対応を考えるなら「4000番」
つまりC3000番~4000番の範囲から選ぶのがおすすめです。
番手は、リールの大きさ、スプール(糸を巻く部分)の大きさ、それに伴う糸巻量(ラインキャパシティ)や巻き上げパワーのおおよその目安を示します。
山陰のオモリグでは主に
- PEライン0.8号-200m
- PEライン0.6号-200m
を使用します。
上記の太さを長さを充分にまけるサイズがC3000~4000番になります。

では5000番以上のもっと大きいリールなら問題ないってこと?
もちろん釣りはできますが自重が重たくなり、釣りをしていて疲れます。

基本的には最低限のラインキャパシティーがあるなかで、なるべく軽いリールを使うと快適な釣りになります
SWタイプの大型リールはオモリグで使える?
自重が重くなるデメリットはありますが、巻き上げは楽になります。
山陰エリアでオモリを50号以上使うような深場がメインになるなら、巻き上げ力を重視しSWを選択肢にいれるのもありです。
ギア比

結論としては、
- 手返しの良さ、操作性を重視するなら → ハイギア(HG)/エクストラギア(XG)
- 巻き上げの軽さ、パワーを重視するなら → パワーギア(PG)/ ノーマルギア
迷ったら汎用性の高いハイギア(HG)を選んでおくのが無難と言えます。

個人的にも回収の速さ=手返しの速さになるので、ハイギアが良いと思います
ハイギアとパワーギアのメリット・デメリットを解説します。
ギア比の違いのよる特徴
結論
- 手返しの良さ、操作性を重視するなら → ハイギア(HG)/エクストラギア(XG)
- 巻き上げの軽さ、パワーを重視するなら → パワーギア(PG)/ ノーマルギア
迷った場合は、汎用性の高いハイギア(HG)を選んでおくのが無難と言えます。ご自身の釣りスタイルや好みに合わせて最適なギア比を選んでください。
価格

店頭でよく聞かれる質問の1つが「リールの値段の差」
ざっくりいうと価格が高いほど以下の特徴があります。
- 自重が軽くなる→疲れにくい
- 巻く力が軽くなる→疲れにくい
- ドラグ性能が良くなる→身切れ(バラシ)が減る
- 耐久性が上がる→長く使える
最上級となると10万円クラスのリールがありますが、簡単に買える金額ではないです。
ぶっちゃけその人の予算によるってのが答えになりますが、一応個人的な意見として、実売価格で2万円以上のリールなら、快適にオモリグができるのではないでしょうか?
例)ダイワの場合
以下の表はダイワSPリールのランクです。2万円のクラスはカルディアになるので、カルディア以上がおすすめです。

※「月下美人」「エメラルダス」などの専用モデルは省く
\ダイワ スピニングリールランキングの記事です/

ハンドル形状

結論から言うとシングルハンドル+パワーラウンドノブ(大型T字ノブ)が、絶対におすすめです。
特に山陰エリアのような深場での釣りでは、巻き上げ距離が長いことや、重たいオモリを使うので、力強く巻ける大型のノブが良いです。

波止からのエギングで使用するダブルハンドルリールをそのまま流用すると、けっこうしんどいです(浅場なら問題ない)
もともと、もっているリールを流用する場合でもノブだけ交換するひとが圧倒的に多い。
ノブはリブレやゴメクサスから販売されています。
\ゴメクサスは安くておすすめ/

まとめ:山陰シロイカ(ケンサキイカ)オモリグ攻略!初心者向けスピニングリール選び方&おすすめ人気ランキングTOP5
山陰エリアでのオモリグは深場での釣りが多く比較的タフな状況になります。
スピニングリールを使用し、予算がゆるすなかで、なるべく強度があるリールを選んでください。
この記事で紹介した第1位の25カルディアは超最新モデル&手ごろな価格でコスパ良し!
\店員としてもおすすめしやすい機種です/


ランキングを参考に選んでくださいね
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