ミラベルとアルテグラの違いを比較!あなたの釣りに合うのはどっち?

シマノの人気リール『ミラベル』と『アルテグラ』
「自分の釣りスタイルに、本当に合うのはどっちだろう?」
「大きな違いはあるの?」
「いろんな情報をみれば見るほど、わからなくなってきた」
実はカタログの数値やスペック情報だけを比較しても、あなたに最適な1台を見極めるのは難しいです。
なぜなら、搭載されている技術や素材の違いが、実際の使用感にどのように影響し、結局あなたの釣りスタイルにはどっちが良いのか、わかりづらいからです。
特にミラベルとアルテグラはコンセプトが真逆の別タイプになるので、買って後悔しないように基礎知識をしっておきましょう。

釣り具店員歴27年の私があなたの疑問をスッキリ解決!
この記事では、25アルテグラと22ミラベルに搭載されているシマノの最新技術・使用感の違いを比較。
あなたが買うべき1台が見つかるはずなので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の結論
25アルテグラと22ミラベルの主な違いは3つです。
違い① 発売年が3年も違うことにより、シマノテクノロジー搭載数に大きな差がある

下の表をみると25アルテグラが進化しているのが、わかります

シマノのテクノロジーについては記事の中で解説しています。
違い② 22ミラベルのほうが約3,000円安い。

逆に言うとたった3,000円しか違わないなら、高機能な25アルテグラがおすすめです。
違い③ シリーズ種別の違い
シマノのリールには2つのコンセプトがあり、22ミラベルと25アルテグラは別々のコンセプトになります。
- 22ミラベルは「クイックレスポンスシリーズ」
「軽さ」を武器に、繊細な釣りを快適にするリール - 25アルテグラは「コアソリッドシリーズ」
「耐久性とパワー」を武器に、幅広い釣りに安心して使える万能リール。

22ミラベルの特徴
22ミラベルはヴァンキッシュを頂点とする、回転の軽さや自重の軽さを追求した「クイックレスポンスシリーズ(MGL)シリーズ」に属します。
「クイックレスポンスシリーズ(MGL)シリーズ」の中で、最も手に入れやすい価格帯のモデルです。
最大の特徴は「軽さ」です。ボディー、ローターの主要部分に、軽量カーボン素材である「CI4+」を採用しており、同価格帯のリールと比べても非常に軽い自重を実現しています。
この軽さと巻き出しの軽快さから、アジングやメバリングといったライトゲーム、渓流トラウト、バス釣り(フィネス)などに最適なリールと言えます。
22ミラベルがおすすめな人
- アジングやメバリング、渓流トラウトがメインな人
- 釣りをするときの疲れを少しでも減らしたい人
- シルバー✙紺色を基調としたシャープなデザインが好みの人
こだわりのデザイン!ライトゲーム主体なら

25アルテグラの特徴
25アルテグラはステラを頂点とする、ローターの慣性力を利用したスムーズで力強い回転を追求した「コアソリッドシリーズ」に属します。
25アルテグラはエントリーモデルとはいえ、上位機種と同じような技術がしっかり詰め込まれています。
1万5千円前後で手に入るのは、かなりうれしいポイント。
はじめての本格リールとしても、コスパ重視の買い替えにもぴったりな1台です。
25アルテグラがおすすめな人
- できるだけ価格をおさえて、性能もそこそこ欲しい人
- ストラディックほどの剛性までは求めていない人
- アジやメバルなど、ライトゲームをメインに楽しんでいる人
- そろそろ「ちゃんとしたリール」が欲しいと思っている人
迷ったらコレでもう間違いない。
最新アルテグラで快適な釣り時間を。

私のおすすめ

個人的には25アルテグラをおすすめします!理由は以下の5つです。
\個人的におすすめする3つの理由/
- 上位機種に使われている主要テクノロジーが搭載。
- 22ミラベルよりも約3,000円高いが、たった3,000円の差額でハイスペックなリールが使えるなら25アルテグラ一択。
- 2025年モデルでアフターサービスが長く受けられる安心感。
はじめての本格リールにもぴったり。
軽さも巻き心地もバランス良しな1台です。

ミラベルとアルテグラ基本スペックの違いを比較

25アルテグラと22ミラベルの違いを比較します。
25アルテグラ/22ミラベルスペック上の違い
商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
発売年 | 2025年 | 2022年 |
ランク | 7番目 | 8番目 |
価格 | 約 約16,000円 13,000円~ | 約11,000円~ 約13,000円 |
シリーズ種別 | コアソリッドシリーズ | クイックレスポンスシリーズ |
ローター素材 | 高強度樹脂 | カーボンCI4+ (軽量・中剛性) |
ボディー素材 | (軽量・中剛性) | カーボンCI4+(軽量・中剛性) | カーボンCI4+
自重 | (2500番) | 210g (2500番) | 205g
ベアリング数 | 5個 | 5個 |
タップできる項目
発売年
商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
発売年 | 2025年 | 2022年 |
商品名の数字は発売年を表しています。
- 25アルテグラ→2025年発売
- 22ミラベル→2022年発売
発売時期に3年の差があるので、モデルチェンジやアフターサービスの終了タイミングも、ミラベルの方が早いです。

発売年を考慮すると25アルテグラがおすすめです。
ランク
商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
ランク | 7番目 | 8番目 |
シマノのスピニングリールは、はじめての人向けから本格派までラインナップが豊富で、自分に合った1台を見つけやすいのがいいところ。
なかでも「25アルテグラ」と「22ミラベル」は、中級ランクの代表格として人気が高く、多くのアングラーに選ばれているモデルです。

上から7番目のランク
実売価格はおよそ13,000〜18,000円ほどで、コスパの良さが光るモデル。
マイクロモジュールギアⅡやサイレントドライブといった、もともとは上位機種で使われていた技術もしっかり搭載されています。
「そろそろワンランク上のリールを使ってみたい」そんな人にぴったりなステップアップモデルです。
上から8番目のランク
実売価格はおよそ11,000〜13,000円。
CI4+ローターを搭載した「MGLシリーズ」に属し、同価格帯のリールとくらべて非常に軽い自重を実現しています。
価格はおさえつつ、巻き出しの軽さ、操作性を求める人におすすめ。
価格

主要な3つの番手の実売価格を比較します(税込価格)
商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
C2000S | 約14,000円 | 約10,800円 |
2500SHG | 約14,300円 | 約11,500円 |
4000XG | 約16,200円 | 約13,200円 |
※実売価格は変動している場合がございます。
ネットでの実際の価格


実売価格では約3,000円の違いです。
シリーズ種別
商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
シリーズ種別 | コアソリッドシリーズ | クイックレスポンスシリーズ |

意外とみなさん知らないのが、シリーズ種別
シマノの汎用スピニングリールは、大きく分けて「コアソリッドシリーズ」と「クイックレスポンスシリーズ」という2つのコンセプトに分類されています。
シマノの上位モデル8つは以下のように分類されます。


25アルテグラと22ミラベルはそれぞれのシリーズの四男坊ってことです。
シリーズ種別の超簡単な見分け方は以下のとおり。
ローターの素材が「CI4+」ならクイックレスポンスシリーズ。「CI4+」以外ならコアソリッドシリーズ。
それぞれの特徴は以下の通りです。
コアソリッドシリーズ
高剛性のローターを使っていて、巻き心地の安定感とタフさが特徴です。
巻き始めに少し力は要りますが、一度回り出せばローターの重さをうまく使って、スムーズに巻き続けられるのがポイント。
引きの強いルアーや、大物を狙う釣りとの相性がバッチリです。
- ステラ
- ツインパワー
- ストラディック
- アルテグラ
クイックレスポンスシリーズ
クイックレスポンスシリーズは、軽量素材「CI4+」を使ったローターを搭載しているのが特徴です。
巻き始めがとても軽いのが特徴。
巻き始めが軽いメリットは、リールを止めたり、動かしたりが多い釣り。ルアーを動かすテクニックでいうと「ストップ&ゴー」
「ストップ&ゴー」を多用するなら、
感度も高くて、アジングやメバリングなどのライトゲームにはもちろん、巻きの変化をしっかり感じたい釣りにも向いています。
CI4+ローターは「マグナムライトローター」とも呼ばれていて、シリーズとしてはマグナムライトシリーズ(MGL)に分類されます。
- ヴァンキッシュ
- ツインパワーXD
- ヴァンフォード
- ミラベル
ローター素材とボディー素材
商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
ローター素材 | 高強度樹脂 | カーボンCI4+ (軽量・中剛性) |
ボディー素材 | (軽量・中剛性) | カーボンCI4+(軽量・中剛性) | カーボンCI4+
自重 | (2500番) | 210g (2500番) | 205g
22ミラベルはローターが軽量の「CI4+」を搭載しているぶん、自重が少し軽い。
ローターとボディーの部位は以下の図の場所です。

ローターは、巻き始めの軽さや回転の感覚に関わる大事なパーツ。
ボディは、剛性に関わる重要なパーツで、大きな力が加わった時に「ひずみ」が少ないほど軽く巻けます。
自重
両モデルの代表的な3つの番手の自重を比較します。
商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
C2000S | 180g | 180g |
2500SHG | 210g | 205g |
4000XG | 265g | 245g |
22ミラベルのほうが少し軽い。
ローター素材が以下のように違うのが要因です。
- 25アルテグラ→高強度樹脂
- 22ミラベル→カーボン「CI4+」
ベアリング

商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
ベアリング数 | 5個 | 5個 |
S A-RB | 搭載 | 非搭載 |
ベアリングは機械内で軸をスムーズに回転させるための部品で、リールの性能向上には欠かせません。
基本的にリールの価格があがる(グレードがあがる)ほど、ベアリングの数が増えていきます。

25アルテグラと22ミラベルのベアリング数は同じです。
しかし、ベアリングの品質に違いがあります。
- 25アルテグラ→対錆性能が高いS A-RBを採用
- 22ミラベル→ノーマルベアリング

S A-RBはサビに強くて長持ちするように作られた、シマノ独自のベアリングです。
金属の表面には特殊な防錆処理がほどこされていて、海水や湿気の多い環境でも腐食しにくいのが特長。
ベアリングの外側にはシールド(カバーのような構造)が付いていて、砂やホコリといった異物の侵入も抑えてくれます。
ミラベルとアルテグラシマノテクノロジー搭載数の違い

シマノの最新テクノロジーがどのように搭載されているのか紹介します。
上位8機種のシマノテクノロジー搭載数は以下の通りです。

上記の表をみると、25アルテグラと22ミラベルのところで、テクノロジー搭載数の差が大きいのがわかります。

25アルテグラは上位機種のテクノロジーが多く搭載されており、かなりコスパが良いのがみてとれます
上位機種ゆずりの技術がしっかり使われていて、どちらを選んでも満足度は高め。
両モデルに搭載されているシマノの最新技術を紹介します。
ハガネギア

商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
ハガネギア | 搭載 | 搭載 |
25アルテグラと22ミラベルのどちらにも使われているのが「ハガネギア」
簡単に言うと、硬くて丈夫、それでいて滑らかなギアを作るための特別な技術です。
ハガネギアは金属をおよそ200トンの力で一気に押し固めて形を作る「冷間鍛造」という方法で作られています。

削ったり溶かしたりせずに、金属をそのままの状態でギュッと圧縮しているので、密度が高くて、強度もばつぐん。
ハガネギアの強度があることで、負荷がかかっても歯がズレにくく、なめらかな巻き心地が長く続きます。
ガチガチに硬いのに、しっかり噛み合ってスムーズに動く、これが「ハガネ(HAGANE)」のすごさです。

シマノといえば、実は釣りだけじゃなくて自転車でも世界的に有名なメーカー。
「ギアといえばシマノ」なんて言われることもあるくらいです。
そんなシマノの強みを支えているのが、金属を削らずにプレス成形する「精密冷間鍛造」の技術。
こだわりの製法があるからこそ、釣りでも自転車でも、高精度で丈夫なギアを作り続けられているんです。
マイクロモジュールギア

商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
マイクロモジュールギアⅡ | 搭載 | 非搭載 |
「マイクロモジュールギア」とはものすごく小さなギアの歯を高密度で噛み合わせることで、巻いたときの感触をぐっと滑らかにしてくれる仕組み。
上位モデルにしか使われていなかったマイクロモジュールギアが、ついにアルテグラの価格帯にも搭載されたのは、うれしい進化と言えるポイントです。
アルテグラには25年モデルから搭載されましたが、22ミラベルにはまだ搭載されていません。
巻き心地という点においては、25アルテグラの方が上です。


リールの心臓ともいえるピニオンギアとドライブギアのモジュール(歯の大きさ)を、限界まで小型化しているのがポイントです。
ギアのモジュール(歯の大きさ)が小さいほど、振動や音が抑えられて、回転がスムーズになるんですね。

長年ギアと向き合ってきた“ギア屋”シマノだからこそできる、こだわりの技術です。
インフィニティークロス

商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
インフィニティークロス | 搭載 | 非搭載 |
インフィニティクロスは、ドライブギアとピニオンギアの接触面積を広げることで、負荷を分散させる仕組みです。

ギア同士の当たりが面で支えられるようになり、力が1点に集中せず、広い範囲に逃がせるようになります。
結果、ギアの摩耗が少なくなって、従来と比べて約2倍の耐久性を実現。

巻きごこちもなめらかさが長く続くのが特徴です。
インフィニティクロスは、25アルテグラは搭載されています。
22ミラベルには搭載されていません。
インフィニティードライブ

商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
インフィニティードライブ | 搭載 | 非搭載 |
インフィニティドライブは、リールのメインシャフトとピニオンギアの摩擦をとことん減らすために開発された技術です。

シャフトの支持には摩擦の少ない特殊なブッシュを使い、表面には専用のコーティング加工がされています。
上記の技術によって、シャフトとギアの間で発生する抵抗をぐっと抑えることができます。

ハンドルの力がしっかり伝わって、高負荷がかかっても軽やかに巻き上げられるようになります。
アンチツイストフィン

商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
アンチツイストフィン | 搭載 | 非搭載 |
アンチツイストフィンは、ラインローラーの近くに取りつけられたやわらかいフィンのようなパーツです。
これがラインのたるみを抑えてくれるおかげで、スプールの下にラインが落ちてしまうのを防いだり、ヨレた状態で巻き込むのを軽減してくれます。

特に、糸ふけが出やすいエギングやアジングのような釣りでは、ライントラブルが少なくなって快適に使えるのが大きなメリットです。
Xプロテクト

商品名 | ![]() | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル
---|---|---|
Xプロテクト | 搭載 | 非搭載 |
Xプロテクトはリール内部に海水が入り込むのを防ぐために開発された、シマノ独自の防水技術です。
防水といえばパッキンや硬めのグリスで密閉する方法が一般的ですが、どうしても回転が重くなりがち。
そこでシマノが搭載したのが、撥水処理とラビリンス構造(迷路のような通路)を組み合わせたしくみです。

二段構えの防水で、海水の侵入をしっかりガード。

雨の日の釣行や、波しぶきのかかる釣り場でも、安心して使い続けられるのがうれしいポイントです。
Xプロテクトは25アルテグラには搭載されていますが、22ミラベルには非搭載です。
リールを長い間使いたい場合は、当然Xプロテクト搭載の25アルテグラがおすすめです。
タイプ別おすすめのリール

釣り具店員の本音でいうと22ミラベルよりも25アルテグラの方がおすすめです。

ぶっちゃけ大差で25アルテグラを推します
なぜなら、実売価格が約3,000円しか違わないのに、発売年に3年の差があることにより、搭載されている機能数が全然ちがうからです。
つまり、価格差以上に性能差が上回っている。
とはいえ、22ミラベルでも良いという人もいらっしゃるので、具体的に紹介します。
自分の釣りに合った方を選べば、きっと満足できる1台になりますよ。
22ミラベルがおすすめな人

22ミラベルがおすすめな人は以下の通りです。
- ボディーとローターに「CI4+」を搭載した「クイックレスポンスシリーズ(MGL)」を安価で使ってみたい人
- ストップ&ゴーのテクニックを使う釣りが多い人
- シルバーに紺色というデザインが好きな人
- アルテグラよりも3,000円安い部分に惹かれる人
自重と回転の軽さを追求したエントリーモデル

25アルテグラがおすすめな人

25アルテグラがおすすめな人は以下の通りです。
- 上位機種に搭載されている機能を安価で使ってみたい人
- はじめて本格的なスピニングリールを使ってみたい人
- アジングやメバリングなど、ライトゲームを中心に楽しむことが多い人
- 最新モデルの安心感や長めのサポート期間を重視する人
価格以上の性能がそこにある!

釣り別おすすめ番手

25アルテグラと22ミラベルのラインナップは以下の通りです。
番手 | 釣り | 25アルテグラ![]() | 22ミラベル![]() |
---|---|---|---|
1000 | トラウト メバリング アジング | なし | 規格あり |
C2000S | 規格あり | 規格あり | |
C2000SHG | 規格あり | 規格あり | |
C2500SHG | 規格あり | なし | |
2500S | ブラックバス エギング チニング | なし | 規格あり |
2500 | 規格あり | 規格あり | |
2500SHG | 規格あり | 規格あり | |
C3000 | 波止釣り シロイカ ディープエギング シーバス | 規格あり | 規格あり |
C3000HG | 規格あり | 規格あり | |
C3000XG | 規格あり | なし | |
4000 | シーバス ショアジギング 投げ釣り | 規格あり | 規格あり |
4000XG | 規格あり | 規格あり | |
C5000XG | 規格あり | 規格あり |
使いたい番手がラインナップにあるか確認して購入してください。
基本的な番手の選び方を紹介します。
基本的な情報
- 番手が大きくなるほど、リールも大きくなり糸もたくさん巻ける
- 大きめのリールなら、いろんな釣りに対応しやすい
- ただしサイズが大きい=重くなるので、持ち重りしやすい
- 最適なサイズを選ぶことで、疲れにくく快適に釣りが続けられる
最適なサイズとは?
番手の選び方
「○○の釣りは○号のラインが最低○m必要」
↓
「その条件を満たしている1番小さい番手はこれだね」

つまり、必要なライン量から番手を決めていくイメージです。
釣り別おすすめ番手
ライトゲーム(アジング・メバリング・エリアトラウト)

【ライトゲームにおすすめの番手】
小型リールならではの操作性と軽さが活きる釣りなので、小さい番手が基本
- 使用するライン:フロロ3lb-100m/PE0.6-150m
- おすすめ番手:1000、C2000S、C2000SHG
- 理由:軽量なボディと繊細なドラグ性能が求められる釣りに最適です。
\ライトゲームに最適なサイズ/

バスフィッシング・エギング・チニング

【バス・エギング・チニングにちょうどいい番手】
バス・エギング・チニング釣りには、2500番〜3000番のリールがちょうどいいサイズ感です。
- 使用するライン:PEラインなら0.6〜0.8号前後、フロロやナイロンなら6〜10lbくらいが目安。
- おすすめ番手:2500S、2500SHG、C3000HG
- 理由:汎用性が高く、さまざまなルアー釣りに対応可能です。
\エギングに人気なサイズ/

シーバス・ライトショアジギング・サーフゲーム

【シーバス・ライトショアジギング・サーフゲームにおすすめの番手】
飛距離やパワーが求められる釣りなので、3000番〜4000番あたりがちょうどいいサイズです。
- 使用するライン:PEラインは0.8〜1.2号、リーダーは16〜25lbくらいを目安にすると安心。
- おすすめ番手:4000XG、C5000XG
- 理由:大物狙いや遠投が必要な釣りに適しており、パワフルな巻き上げが可能です。
\ショアジグなど大型狙いに/

25アルテグラと22ミラベルに関するよくある質問

25アルテグラと22ミラベルに関するよくある質問を紹介。
25アルテグラと22ミラベルの一番大きな違いは何ですか?
リールの設計思想、つまりコンセプトが全く違います。
22ミラベルは「軽さ」を追求した「クイックレスポンス(MGL)シリーズ」のモデルです。
25アルテグラはローターの慣性力を利用してパワフルに巻く「コアソリッドシリーズ」
また発売年3年の差は大きく、25アルテグラには上位機種に搭載されている最新技術が多く使われています。
上位機種のストラディックと比べるなら、25アルテグラと22ミラベルどちらが近いですか?
25アルテグラの方が、よりストラディックに近い性格を持っていると言えます。

23トラディックも25アルテグラも、剛性感や耐久性を重視した「コアソリッドシリーズ」です。
22ミラベルは「クイックレスポンスシリーズ」の系譜になり、23ストラディックとは違う紺瀬プトです。
価格差に見合う性能差はありますか?
価格差は実売価格で約3,000円ですが、3,000円以上の性能差が25アルテグラにはあります。
わかりやすくいうと「たった3,000円高いだけで、こんなに性能差があるの?」って感じです。
なぜ同じ2500番でも、ミラベルの方が軽いのですか?
ミラベルは、ボディやローターといった主要な部品に、軽量なカーボン素材「CI4+」を搭載しているからです。
軽さを最優先に設計されているため、この軽さが実現できています。
巻き心地の「滑らかさ」ではどちらが上ですか?
これは少し難しい質問です。
リールを空回しした時の回転の軽やかさ、滑らかさは、軽量なローターを持つミラベルに分があります。
しかし、魚が掛かって負荷が掛かった状態での力強く滑らかな巻き心地は、インフィニティドライブ搭載のアルテグラが優れています。

つまり実釣時においては25アルテグラの方が滑らかです
ドラグ性能に違いはありますか?
22ミラベルと25アルテグラのドラグワッシャーは、どちらも実績のあるフェルト素材が使われています。
そのため、ドラグワッシャーの素材という点では、両モデルに明確な性能差はありません。
どちらも価格帯に応じて、信頼性の高いスムーズなドラグ性能を持っていますよ。
どちらのリールが軽量ですか?
25アルテグラの方が軽量です。ボディ素材がCI4+なのが要因です。
例えばC3000番で比較すると、25アルテグラは約220g、22ミラベルは約225gです。

しかし体感で5gの差はなかなか感じづらい差です。あまり気にしないでも良いかも。
リールは何年ごとにリニューアルされるのですか?
だいたい3年~5年ほどでリニューアルされることが多いです。
ぶっちゃけ店員さんはどちらのリールをおすすめしますか?
25アルテグラです。理由は3つ。
- 上位機種の最新技術が多く搭載されている。
- 22ミラベルと比べて3,000円くらいしか違わないならコスパ良い。
- 発売年が新しいので、アフターサービスの期間も長くて安心感がある(2年の差って意外と大きい)
実際に売れているのはどっち?
お店でよく売れているのは、25アルテグラです。
最初のくいつきの理由はシンプルで「新しいから」「価格も手ごろ」だから。
そして上位機種に搭載されている機能がついていることを説明すると90%くらいの人は25アルテグラに決めます。

3年の発売時期のズレがあるので店員としても25アルテグラ推しになりがちです。
他社のリールスタンドは装着できますか?
できます。リブレやゴメクサスから発売されれているリールスタンドが装着できます。
ゴメクサスで装着可能な型番は、22ミラベル、25アルテグラともに以下の通り。
- 1000番ボディー(1000、C2000)は「R1-36」
- 2000番ボディー以上は「R1」「R4」「R4-P」「R5」「R6」「TR6」
詳しくはこちら

本体を傷つかないようにするためにリールスタンドを一緒に買われる人も多いので、ぜひご検討ください。
ミラベルとアルテグラの違いを比較!あなたの釣りに合うのはどっち?【まとめ】

この記事では25アルテグラと22ミラベルも違いを比較しました。
ぜひ参考にしてください。
この記事の結論
25アルテグラと22ミラベルの主な違いは3つです。
違い① 発売年が3年も違うことにより、シマノテクノロジー搭載数に大きな差がある

下の表をみると25アルテグラが進化しているのが、わかります

シマノのテクノロジーについては記事の中で解説しています。
違い② 22ミラベルのほうが約3,000円安い。

逆に言うとたった3,000円しか違わないなら、高機能な25アルテグラがおすすめです。
違い③ シリーズ種別の違い
シマノのリールには2つのコンセプトがあり、22ミラベルと25アルテグラは別々のコンセプトになります。
- 22ミラベルは「クイックレスポンスシリーズ」
「軽さ」を武器に、繊細な釣りを快適にするリール - 25アルテグラは「コアソリッドシリーズ」
「耐久性とパワー」を武器に、幅広い釣りに安心して使える万能リール。

22ミラベルの特徴
22ミラベルはヴァンキッシュを頂点とする、回転の軽さや自重の軽さを追求した「コアソリッドシリーズ(MGL)シリーズ」に属します。
「コアソリッドシリーズ(MGL)シリーズ」の中では、最も手に入れやすい価格帯のモデルです。
最大の特徴は「軽さ」です。ボディー、ローターの主要部分に、軽量カーボン素材である「CI4+」を採用しており、同価格帯のリールと比べても非常に軽い自重を実現しています。
この軽さと巻き出しの軽快さから、アジングやメバリングといったライトゲーム、渓流トラウト、バス釣り(フィネス)などに最適なリールと言えます。
22ミラベルがおすすめな人
- アジングやメバリング、渓流トラウトがメインな人
- 釣りをするときの疲れを少しでも減らしたい人
- シルバー✙紺色を基調としたシャープなデザインが好みの人
こだわりのデザイン!ライトゲーム主体なら

25アルテグラの特徴
25アルテグラはエントリーモデルとはいえ、上位機種と同じような技術がしっかり詰め込まれています。
1万5千円前後で手に入るのは、かなりうれしいポイント。
はじめての本格リールとしても、コスパ重視の買い替えにもぴったりな1台です。
25アルテグラがおすすめな人
- できるだけ価格をおさえて、性能もそこそこ欲しい人
- ストラディックほどの剛性までは求めていない人
- アジやメバルなど、ライトゲームをメインに楽しんでいる人
- そろそろ「ちゃんとしたリール」が欲しいと思っている人
迷ったらコレでもう間違いない。
最新アルテグラで快適な釣り時間を。

私のおすすめ

個人的には25アルテグラをおすすめします!理由は以下の5つです。
\個人的におすすめする3つの理由/
- 上位機種に使われている主要テクノロジーが搭載。
- 22ミラベルよりも約3,000円高いが、たった3,000円の差額でハイスペックなリールが使えるなら25アルテグラ一択。
- 2025年モデルでアフターサービスが長く受けられる安心感。
はじめての本格リールにもぴったり。
軽さも巻き心地もバランス良しな1台です。




