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ツインパワー歴代おすすめ名機!プロが教える失敗作と正解モデル

ツインパワー歴代おすすめ名機!プロが教える失敗作と正解モデル

「ツインパワーが欲しいけど、歴代モデルが多すぎてどれが良いのかわからない」
「中古で安く手に入れたいけど、失敗作や不具合がある世代は避けたい」
「最新の24年モデルと評価の高い20年モデル、結局どっちがおすすめなの?」

そんな悩みを抱えていませんか?

釣り具店員歴28年の私が、あなたの疑問をスッキリ解決

30年以上の歴史を持つシマノの看板リールだからこそ、名機と呼ばれる世代もあれば、正直なところ「ハズレ」と噂される不遇のモデルも存在します。

この記事では、長年店頭でアングラーの声を聞き続けてきた私が、ツインパワーの歴代おすすめモデルを徹底解説します。

単なるスペック比較ではなく、現場での「信頼性」や「耐久性」、そして「半プラ」や「密巻き」といった論争の真実まで、包み隠さずお話ししますね。

この記事のポイント
  • 歴代モデルの中で「最強の名機」と「避けるべき失敗作」が明確にわかります
  • 話題になった「半プラ問題」や「密巻き」のメリットとデメリットを理解できます
  • SWやXDといった派生モデルと汎用モデルの決定的な違いを把握できます
  • あなた自身の釣りスタイルに最適な、後悔しない一台を選ぶことができます

プロが選ぶツインパワーの歴代おすすめ名機

プロが選ぶツインパワーの歴代おすすめ名機

長い歴史の中で、アングラーから絶大な支持を集めたモデルと、少し残念な評価を受けたモデルがあります。

ここでは、ツインパワーの歴代全モデルと、特に話題に挙がることが多い主要モデルについて、プロの視点で「買い」か「待ち」かをズバリ解説します。

シマノ ツインパワー歴史表

オリジナル派生SW
87チタノスツインパワーGT
88ツインパワーGT R/L
89ツインパワーGT X
92ツインパワー
94ツインパワー
95ツインパワーXT
98ツインパワー
02ツインパワー00ツインパワーMG S
05ツインパワー03ツインパワーMG
08ツインパワー09ツインパワーMG09/10ツインパワーSW
11ツインパワー
15ツインパワー17ツインパワーXD15ツインパワーSW
20ツインパワー21ツインパワーXD21ツインパワーSW
24ツインパワー25ツインパワーXD
シマノ ツインパワー歴史表

私が入社したときは98モデルのツインパワーでした!なつかし~

こうやって発売年を並べてみると、3年~4年でリニューアルされていますね。SWは少し間隔がながいです。

失敗作と噂される98年モデルの不具合

98ツインパワー
98ツインパワー

少し残念な評価を受けてしまったのが1998年モデルです。

決して基本性能が低かったわけではないのですが、ある一つのパーツが致命的なトラブルを引き起こし、「失敗作」というレッテルを貼られてしまうことになりました。

その原因が「フリクションリングの溶解」です。

キャスト時にベールが勝手に戻るのを防ぐためのゴムパーツが、経年劣化でドロドロに溶け出し、ローターの回転を重くして回らなくなるという不具合が多発しました。

中古ショップで見かける98年モデルは、このゴムが除去されているか対策品に変わっているものがほとんどですが、ジャンク品として購入する際は注意が必要です。

ただ、この失敗があったからこそ、その後のシマノは「耐久性」に対して異常なまでのこだわりを見せるようになったと感じます。

05モデルは歴代最強の名機という評価

シマノ05ツインパワー
シマノ05ツインパワー

ベテランのアングラーと話していると、必ずと言っていいほど話題に出るのが「05ツインパワー」です。

発売から約20年経った今でも「歴代最強の剛性感」として語り継がれている伝説的なモデルですね。

このモデルの最大の特徴は、今のリールにはない「圧倒的な金属の塊感」です。

日本製(Made in Japan)としての精密な組み上げ精度は凄まじく、ハンドルを回した瞬間に「あ、これは頑丈だ」と直感できるほどの剛性がありました。

当時のリールは現在よりも重量がありましたが、その「重さ」こそが信頼の証とされていました。

中古市場で見かけても、ギアが生きている個体なら、まだまだ現役でゴリゴリ使えるポテンシャルを秘めています。

15ツインパワーの重さと剛性への評価

シマノ15ツインパワー
シマノ15ツインパワー

「高耐久」「高剛性」というツインパワーのイメージを、現代版として決定づけたのが2015年モデルです。

このモデルから「HAGANEボディ」という名称が使われ始め、アルミ製の堅牢なボディが採用されました。

評価が分かれたのは、その「重さ」です。

同時期の軽量リール「ヴァンキッシュ」などと比べるとずっしりと重く、軽量ロッドとのバランスが取りにくいという声もありました。

しかし、ショアジギングやロックフィッシュなど、パワーが必要な釣りにおいては、その重さが逆に「安定感」として高く評価されています。

「とにかく頑丈なリールが欲しい」という方には、中古市場で価格がこなれている15モデルは狙い目です。

ただし、この時期のラインローラー(撥水グリス仕様)は異音が出やすいので、回転チェックは必須ですよ。

20モデルの半プラ問題と金属ローター

シマノ20ツインパワー
シマノ20ツインパワー

発売直前にネット上で大炎上したのが2020年モデルです。

ボディの半分(フタ側)に樹脂素材(CI4+)を採用したことで「半プラ(半分プラスチック)になって剛性が落ちたのではないか?」と激しい批判を浴びました。

しかし、実際に発売されてみると評価は一変します。

なぜなら、リールの回転性能に最も影響する「ローター」がついに金属化(アルミ等)されたからです。

  • 金属ローターの恩恵
    負荷がかかってもローターが歪まないため、巻き上げ力が劇的に向上し、ドラグ性能も安定しました。
  • 半プラの真実
    ロッドに固定する足側(負荷がかかるメイン部分)は高剛性アルミなので、実釣において剛性不足を感じることはまずありません。

結果として、20ツインパワーは「ステラに迫る巻き心地と剛性」を手に入れた名機として、現在でも非常に人気が高いモデルです。

最新24ツインパワーの密巻きと進化点

シマノ24ツインパワー
シマノ24ツインパワー
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そして、2024年に登場したモデル。

最大のトピックは、22ステラで採用された「インフィニティループ(密巻き)」の搭載です。

シマノ「インフィニティループ(密巻き)」
シマノ「インフィニティループ(密巻き)」

スプールの上下運動を極端に遅くすることで、ラインを緻密に巻き取り、キャスト時の抵抗を減らして飛距離を伸ばす技術です。

「ライントラブルが増えるのでは?」という懸念もありましたが、トラブル防止機能も進化しており、適切に扱えばそこまで神経質になる必要はありません。

密巻きについての論争はたえませんが、私はキャスト時の基本動作が正しければ、トラブルはないと思っている派です

飛距離と、とろけるような巻き心地を最優先するなら、間違いなく最新の24モデルがおすすめです。

一方で、ボートフィッシングなどで飛距離をそこまで求めない場合や、ライントラブルのリスクを極限までゼロにしたい方は、あえて20モデルを選ぶという選択肢も賢明ですよ。

シマノリールのランクや機能差については、以下の記事でも詳しく比較していますので参考にしてみてください。

用途別に見るツインパワー歴代おすすめの正解

用途別に見るツインパワー歴代おすすめの正解

「自分にはどのツインパワーが合っているの?」
ここからは、具体的な用途やシチュエーションに合わせて、失敗しない選び方を解説していきます。

SWやXDと汎用モデルの違いを解説

ツインパワーには、無印(汎用)のほかに「SW」と「XD」というシリーズがあります。

これらは名前こそ似ていますが、中身は全くの別物なので注意が必要です。

シリーズ名主な用途特徴・構造
ツインパワー(無印)汎用(バス、シーバス、ライトショアジギング等)金属ローター搭載で「巻きの強さ」と「滑らかさ」を両立。最もバランスが良い。
ツインパワーXD磯ヒラスズキ、サーフ実は中身が「ヴァンキッシュ」に近い。耐久性よりも「軽さ」と「操作性」を重視したモデル。
ツインパワーSWオフショア、磯、大型青物ボディもギアも別格の大きさ。防水性も最強クラス。ブリやマグロを狙うなら絶対こっち。

SWは別として、ツインパワーとツインパワーXDは、シマノリールのコンセプトが違います。

シマノ汎用スピニングのコンセプト

剛性を強化した「ツインパワー」と真逆のコンセプトの「ツインパワーXD」

「ツインパワーXD」は巻き出しの軽さを強化しています。

「XDってつくのでより頑丈になった?」と思う人も多いですが、どちらかというと逆です。

SWはボディサイズも一回り大きく、ジギングなどで使用されます。

「堤防から青物を釣るからSWかな?」と思いがちですが、堤防レベルなら無印の4000番やC5000番でも十分対応できます。

堤防からのキャスティングではSWだと少し重いかもしれません。

逆に、磯や船でガチの大型魚を狙うなら、無印ではボディが悲鳴を上げるので、迷わずSWを選んでください。

中古購入時の注意点とラインローラー

歴代モデルを中古で探す場合、特に注意して見てほしいのが「スプールエッジ」と「ラインローラー」です。

  • スプールエッジの傷
    ここに爪が引っかかるような傷があると、キャストのたびにラインが傷つき、高切れの原因になります。
  • ラインローラーの固着
    特に15モデル以降のコアプロテクト搭載機は、注油禁止のため内部で錆びていることが多いです。
    空巻きだといくらハンドルを回しても音はしないので、ラインを実際に巻いてみることが重要です。
    「シャー」っと音がしたら、何かしら異常が起きています。

特にラインローラーは最も固着等の不具合が多い箇所なので注意してください。

予算を抑えつつ長く使いたいなら、構造がシンプルでメンテナンスしやすい11ツインパワーも、サブ機としては非常に優秀でおすすめですよ。

ステラと歴代モデルの性能比較と選び方

「無理してステラを買うか、ツインパワーで妥協するか」

これは永遠のテーマですよね。

正直にお伝えすると、「実釣性能」においてツインパワーがステラに劣ることは、ほとんどありません。

魚を掛けてから獲るまでのパワーや耐久性は、ツインパワーでも十分すぎるほどです。

では、何が違うのか。

それは「官能性能」です。空回しした時のシルキーな巻き心地、所有欲を満たす高級感、ドラグの滑り出しの微細な質感。

これらに数万円の差額を払えるかどうかです。

ガンガン使い倒して傷ついても気にならない「実用性」を求めるなら、ツインパワーがおすすめです。

浮いたお金で、良いロッドやルアーを買った方が、釣果には直結するかもしれませんね。

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ターゲットに合わせた番手の選び方

最後に、サイズ選びの目安をお伝えします。

  • 2500S / C3000
    バス釣り、エギング、チニング、本流トラウトに最適。
    軽さとパワーのバランスが良いです。
  • 4000XG
    サーフのヒラメ、シーバス、ライトショアジギングのド定番。ハイスピードで手返し良く攻められます。
  • C5000XG
    4000番ボディに大きなスプールとハンドルが付いたモデル。ショアジギングで青物を狙うなら、巻き上げパワーのあるこの番手が安心です。

特にサーフやライトショアジギングでは、2500番クラスだとパワー不足を感じることが多いので、4000番以上を選ぶのがセオリーです。

ショアジギング用のリール選びについては、以下の記事でもおすすめを紹介しています。

2025年版ショアジギングリールのおすすめ10選!選び方を解説

ツインパワーの歴代おすすめモデル総括

ツインパワーの歴代おすすめモデル総括

ツインパワーは、いつの時代も「アングラーの信頼」に応え続けてきたリールです。

もし今、歴代モデルから選ぶなら、個人的には以下の基準をおすすめします。

  • 最新の飛距離と巻き心地が欲しいなら
    24ツインパワー
  • コスパと剛性のバランス最強を狙うなら
    20ツインパワー(中古含む)
  • とにかく安く、タフなサブ機が欲しいなら
    11ツインパワー または 15ツインパワー
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シマノのリールがお好きならこちらの記事もご覧ください。